北のあずまやさんから

犬の遺伝病ネットワーク、副代表の関口です。
先日更新しました新聞掲載の記事。
北のあずまや」さんがFacebookでシェアしていただきました。

自分がボーダーコリーのCL病発症犬を飼い
症状が出る前、出てから亡くなるまで面倒を看ながら感じていた事です。
CLに限らず他犬種の致死性遺伝性疾患の犬を飼っていた方も
同じ思いだと思います。

致死性遺伝性疾患の犬が出ているのはペットショップだけでは
ありません。繁殖を業とする方、訓練・トレーニングの施設で繁殖する
方々全ての方が致死性遺伝性疾患の怖さを知って欲しいものです。

以下、「北のあずまや」さんの文章です。

希望や喜びで溢れ胸に抱く。
みんな笑顔、明るい笑い声。
寿命と言われる十数年の間を
年相応に過ごせると疑わず。

*****

当事者にならない限り
解らない苦しさがある

当事者にならない限り
解らない辛さがある

当事者にならない限り
解らない大変さがある

当事者にならない限り
解らない悔しさがある

当事者にならない限り
解らない憤りがある

文字という形だけでは
伝わらない現実がある

映像と言う物だけでは
伝わらない現実がある

*****

持って来いしてたのに
自由に走れていたのに
自力で歩けていたのに
自力排泄していたのに
起き上がれていたのに
食餌は出来ていたのに
水は飲めていたのに…

出来ていたのに・・・。

*****

当事者が撲滅を祈り発信する。
そうすると聞きつけた人たちは
次々に発信源へと集まりはじめ
「頑張れ」や「病気が憎い」と。

でもウチの犬は大丈夫。
そんな空気が流れてる。

言いたい事を書くだけ書き込んで
その子が全うし亡くなった途端に
すぅ~っと人の波は消え来なくなる。

怖いもの見たさ?
結局は他人事?

大事なのは知る事。
そして避ける事。

産ませや売れやの販売店。
そこには買う側に権利がある。

飼い主さんが言う「運命の出逢い」
もしその運命に「遺伝病」と言う
要らないオマケが付いて来たら?

狭い日本。
限られた個体数。
小さなループ。

*****

犬を飼おう!と決めたのならば
ケーキ屋さんでケーキを買うように
目移りしながら選ぶのではなく
犬種を決めて、種に対し色々と調べて
究極の1頭を見つけて欲しいと思う。

仕事を辞めて看病に徹する日々。
こんなはずじゃなかった・・・と
人生が変わってしまった方も居ます

*****

遺伝病。

捕捉好中球症候群(TNS)は
早い場合は生後数週齢で発症する遺伝病。

感覚性ニューロパチー(SN)は
生後数か月の頃に発症する遺伝病。

セロイドリポフスチン症(CL)は
生後12か月過ぎた頃に発症する遺伝病。

変性性脊髄症(DM)の発症は非常に遅く
10歳前後に発症する遺伝病。

*****

上記の遺伝病は全て「致死性遺伝病」です。
※海外ではSNに関しては安楽死の選択との事。

自分の愛犬種に起こり得る遺伝病を
ご存知でしょうか?
今一度、その種に対しての知識を。

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